昼間に総会が行われたマンションでは、近い時期に大規模修繕も予定されており、修繕に向けた検討がこの数年のうちに始まる予定です。大規模修繕が大きなきっかけとなり、いろいろな事を管理会社任せにせずに、管理組合が主体的に関わって進めていこう！という姿勢をより強くされた感のある組合さんです。

夜に総会が行われたマンションは、長きにわたり顧問をさせて頂いているマンションで、今までも管理費低減・規約改正・大規模修繕など、諸課題解決のお手伝いをさせて頂いてきましたが、特に今年、エレベータ更新工事を控えており、その予算決議を行いました。先期の理事会を中心に１年かけて組合員の皆様から多様なご意見も伺いながら事前準備をしてきました。
築３０年前後では、諸設備の更新検討が必要となってきます。更新しないと・・・ある日突然使えなくなり、応急処置などの対応のための費用がかさんでしまいます。場合によっては事故が起きかねない。。。

どんなマンションにも言えることですが、理事になった皆さんは、ボランティアで専門外のマンションの諸問題に取り組まなくてはいけないので、本当にご苦労をされていると思います。本業がありながら、マンション管理の専門的な知識も持ちえない中で理事業務を進めようとすると、管理会社に頼る部分が大きくなることは致し方ないとは思いますが、管理会社に言われたままに何も考えずに進めると・・・修繕費用が高額となったり、将来発生する可能性のある諸課題が見過ごされたりといった問題が生じることもあります。